前日の大雨が嘘のように爽やかな晴天に包まれた4月のある土曜日。
出会ってから約1年をかけ大切に準備をしてきた、Uご夫妻のウェディングが行われました。
東日本大震災でのボランティア活動がきっかけで知り合ったというお二人。
全国各地から大切な方々がお祝いのためお集まりになり、
綺麗な青空のもと、新緑と鳥の声の中でのゆったりとしたパーティーとなりました。
別々のスペースでお支度を整えた新郎新婦。
新郎にはどんなドレスやヘアメイクなのかなどは当日までお伝えしておらず、、、ファーストミートです♡
ファーストミートを控えたお支度スペースでは、ヘアメイクさんやスタッフとのお話が弾んでいました。フローリストが自ら大切に育てたりオーガニック栽培の花畑から剪定したお花をメインに使用したブーケやヘアード。
天然素材であるシルクやコットンを使い、バングラデシュの職人によって手織り・縫製から刺繍に至るまで丁寧に作られたフェアトレードドレスやヴェール。
新郎には内緒で迷いに迷った試着の時間も楽しかったですね♡
パールのアクセサリーは、震災の復興支援となるものをお選びいただきました。
打ち合わせ開始当初、「なぜ二人は結婚式をするのか」「ウェディングで、誰に何を伝えたいのか」ということをゆっくりと時間をかけてお話を伺い、紡ぎ出されたのが「stitch by stitch」というコンセプト。
どこで何に挑戦するにもお互いを信頼して応援するお二人同士や、たくさんの方に愛し愛されながら進んできた日々に込めた想いを、刺繍のひと針ひと針になぞらえて。
受付ではウェルカムボードに、ゲストの皆様にも一針づつ刺繍をしていただきました。
農園のセンターにある枕木のステージで執り行われたセレモニー。
誰もが厳かな気持ちの中でお二人の幸せを願い、喜びながら、青空の下で平和な鳥の声にも包まれた、とても美しい時間でした。
セレモニー後、パーティーに先駆け新郎新婦のご紹介は、、、なんと紙芝居士によるオリジナルストーリーで!
小気味よい拍子木の音で始まり、笑いあり、涙(?)ありでお二人の馴れ初めが紹介されました。
お食事やドリンクは、SYOKUYABO農園ならではの自家栽培の野菜やハーブ、三浦半島の恵みをふんだんに使ったオリジナルコース料理で。
新郎新婦お二人が、農園の畑で種まき育て収穫をした人参も、メイン料理と共にお出しさせていただきました。ゲストの皆さんが美味しそうに、大切に食べてくださっている姿が印象的でした。
「農園というシチュエーションでありながら、ゆったりとした着席スタイルで、SYOKUYABOの野菜やコンセプトをコースのおもてなしとして存分に楽しんでいただく。」スタッフの今できる限りの力を結集してお作りしたウェディングメニューを、笑顔でお楽しみいただくことができて本当に嬉しかったです!!!
メニュー表として使用したのは、シードペーパーという和紙の中にお花やハーブのためが漉き込んであるものを使用しました。パーティー後も、水に浸して土の上に置いておくと芽が出てきて、、、和紙は土に還り、お花やハーブが育ちます♡
会場の装飾や使用するアイテムも、ゴミにならず土や自然に還るものやリユースできるものを積極的に取り入れています。
(農園ウェディングでは、お二人のストーリに合わせたメニューやテーブルセッティング等の特別アレンジも、オプションで承っております。)
本当にたくさんの方に愛されるお二人の姿の大切な日をご一緒させていただき、誠にありがとうございました。Uご夫妻、末永くお幸せに♡